2019年の夏に庭のビオトープでメダカ飼育を始めてから、気がつけば7年が経ちました。最初の年は全滅させてしまったり失敗の連続でしたが、試行錯誤を重ねて容器がどんどん増えていった経緯を振り返ります。これからメダカビオトープを始めたい方の参考になれば嬉しいです。
庭の睡蓮鉢からビオトープが始まった(2019年)
きっかけは、庭に埋められていた睡蓮鉢でした。水草を入れたりしていたものの、水が濁ったりボウフラがわいたりで放置気味。「睡蓮の花でも咲かせたら綺麗なのに」と思ったのがビオトープに興味を持ったきっかけです。
6月に睡蓮のセットを購入して、ホテイアオイなどの水草と一緒に睡蓮鉢にセット。2週間ほど放置してから、熱帯魚店でヒメダカを10匹購入して放流しました。


最初は順調…からの全滅
最初の2週間はメダカも元気で、ボウフラもあっという間にいなくなり、稚魚もちらほら出てきて順調そのもの。ところが、ここから失敗の連続が始まります。
大雨で水温が急降下
日中暑い日の夜に豪雨が降ると、水温が急激に下がってポツポツとメダカが減り始めました。大量の雨水でビオトープ内の水質も一気に変わってしまったようです。
直射日光が当たりすぎる場所だった
7月下旬、連日の猛暑で状況は悪化。睡蓮鉢を庭に埋めてしまっていたので日陰に移動もできず、100均の簾を置いてみたものの焼け石に水。水温上昇で水質が悪化し、とうとうメダカが全滅してしまいました。
さらに水草が育ちすぎて、夜間に酸素不足になっていたことも原因の一つだったと思います。

稚魚の育成にも失敗
親メダカが死んでしまい、稚魚だけを育てることに。稚魚用の餌を頻繁にあげていたのですが、細かい餌が底にたまって水質が悪化。稚魚はあまり水換えしない方がいいという情報を信じてそのままにしていたら、ビオトープの方の稚魚もどんどん減ってしまいました。
掃除して水換えをしたら、水の色が全然違っていたのがショックでした。
唯一の成功:ミナミヌマエビの繁殖
メダカが全滅していく中、ビオトープに入れたミナミヌマエビはどんどん増殖。ヒメタニシも繁殖を始めました。この年の夏は「メダカではなくエビの繁殖に成功した」と思うことにしました。

秋に涼しくなってからメダカを追加して再チャレンジ。水も安定してきて、今度はメダカも元気に泳ぐようになりました。
コロナ禍で再チャレンジ、手をかけすぎないことを学ぶ(2020〜2021年)
翌年はコロナ禍で家にこもり気味。メダカのお世話をする時間はたっぷりあったので、本格的に再チャレンジしました。
ビオトープをリセットして再出発
メインの睡蓮鉢ビオトープをシンプルにリセット。しっかり掃除して水を安定させてからヒメダカ10匹を入れたところ、今度は元気に泳ぎ回り、卵もたくさん産まれました。最初の10匹はほとんど亡くなることもなく、越冬にも成功。
前年の失敗で日陰を多く作ったら、今度は睡蓮が咲かなかったのはご愛嬌です。

学んだこと:餌は控えめ、手をかけすぎない
1年目の失敗は、とにかくいろんなものを入れすぎ・餌をやりすぎだったと気づきました。外飼いのメダカは思ったより餌がなくても元気で、数日餌をあげなくてもホテイアオイにはしっかり卵がついています。
餌やりは1日〜2日おきで十分。
餌を控えめにした方が水が安定してメダカも元気という、最初の年とは真逆の結果に。おかげで買った餌が全然減らなくなりました。
稚魚も放置気味の方が育つ
卵の隔離用にミニビオトープを作って稚魚を育てましたが、ここでも「手をかけすぎない」が正解でした。ある程度大きくなったら、少量の餌を1日2回くらいあげるだけでどんどん増えていきます。
卵が増えすぎて、結局発泡スチロールの稚魚育成場も作りましたが、夏になったら卵を取るのをやめないと増えすぎる心配が出てくるほどに。
楊貴妃メダカも追加
ヒメダカの飼育に慣れてきたので、楊貴妃メダカも始めました。最初に届いた楊貴妃はかなり大きい個体で、秋頃には徐々にお星様に。大きかったので年をとっていたのかもしれません。その後、二代目たちが育って、子供の頃は色が薄いけど大人になるにつれて濃くなっていくのが面白かったです。

3年目、容器がどんどん増えていく(2022年)
メダカビオトープも3年目になると、だいぶ慣れてきました。ヒメダカは3代目くらいになっているでしょうか。
角型タライで新しいビオトープを立ち上げ
深さのあるものが欲しくなり、チャームさんで角型タライ(80型)を購入。石・底砂・植物はあるものを組み合わせて立ち上げました。最初は寂しい感じでしたが、睡蓮や水草が伸びてくるといい感じに。
ここに色々なメダカを入れて、雑種がどんな感じになるか実験を開始しました。

使わなくなった鉢もビオトープに再利用
カラーが植えられていた大きめの鉢を洗ってメダカ用に転用。底砂は入れずに、睡蓮を植えた鉢を沈めるだけのシンプルな構成で立ち上げました。冬を越した小さいミユキと楊貴妃を入れて飼育。

楊貴妃の産卵は相性次第
楊貴妃を4匹入れた睡蓮鉢でなかなか産卵しなかったのですが、オスとメス1匹ずつに減らしたら産卵を開始。メダカにも相性があるんだなと学びました。
7年経った現在:結局雑種化して毎年10匹くらい生き残る
ヒメダカから始まって、楊貴妃、白メダカ、幹之(みゆき)といろいろな種類をお迎えしましたが、数年経つと結局みんな雑種化。今では毎年10匹くらいの雑種メダカが生き残って、春になるとまた産卵を始める…というサイクルになっています。
品種にこだわりたい方はしっかり分けて管理する必要がありますが、うちのように自然に任せるスタイルでも、毎年メダカが泳ぐ庭のビオトープは十分楽しめます。
初心者が最初に気をつけるべきポイントまとめ
7年間の経験から、これだけは押さえておきたいポイントです。
置き場所は半日陰がベスト。 直射日光が当たりすぎると夏場に水温が上がりすぎて危険です。移動できない場所に設置する場合は、日除けの対策を最初から考えておくこと。
餌のやりすぎは一番の失敗原因。 外飼いなら1〜2日おきで十分。餌の食べ残しが水質悪化の最大の原因です。
水換えよりも、底の汚れ取りが大事。 スポイトで底の汚れを取って、蒸発した分の水を足すくらいで水の透明感は保てます。
稚魚は親と隔離。 親メダカは稚魚を食べてしまうので、卵は別の容器に移しましょう。稚魚用の容器もシンプルな方がうまくいきます。
ミナミヌマエビとヒメタニシは心強い味方。 藻や食べ残しを掃除してくれるので、一緒に入れておくと管理が楽になります
次の記事では、メダカの孵化と稚魚の育て方について詳しく書いていきます。WordPress へようこそ。こちらは最初の投稿です。編集または削除し、コンテンツ作成を始めてください。

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